プログラミング教育の実践

ITと教育

小学校でプログラミング教育を実践した話!

どうも38です!

前回の記事では、「プログラミング教育とは?手引きを読み解く」と題し、文部科学省の『小学校プロラグミング教育の手引き(第三版)』(以下、手引き)の内容を私なりに解説してしてみました。

プログラミング教育とは?
プログラミング教育とは?手引きを読み解く!

どうも38です! ここ数年、ありがたいことに出前講座の講師として小学生たちにロボットプログラミングを教える機会を何度か頂戴しました。 それらは、今年度(2020年度)まず小学校で必修化されたプログラミ ...

今回は、その手引きを参考にしつつ、わたしが実際に行ったプログラミング教育@小学校の内容を簡単にですがご紹介いたします!参考になれば幸いです^^

 

 

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実施概要

私が実施していた出前講座の概要は、次のとおり。

  • 講座時間 約2時間/
  • 受講者数
    520人と小学校による、3〜6年生
    ビジュアルプログラミングをやったことのあるクラスもあればそうでないクラスも
  • 使用教材 ロボット、タブレット、ビュジュアルプログラミングのソフト
  • 実施方法 35人程度の班ごとにロボットプログラミングを行う
  • 講座内容
    ・自己紹介
    ・プログラム、プログラミングとは?
    ・実際にプログラミングを体験してみよう!(ロボットプログラミング)
     直列処理・条件分岐・繰返し処理の説明やプログラミングのコツ説明
    ロボットにさせたい動作を命令(ブロック)に分解し、どういう順番で並べる必要があるかなど)
    ・班ごとに自由にプログミングしてみよう
    ・班ごとの発表
    ・まとめプログラミング的思考の活用例
     (将来の夢計画表・問題解決への応用)
    ・情報モラルについて
    (ネット上で知り合った人に会わない、悪口を書き込まないなど)

と、こんな感じ。

ちなみに、ビジュアルプログラミングとは、「右手をあげる」「前に歩進む」のようなロボットにさせたい動作=命令が書かれたブロックを組み合わせることでプログラムを作成していく、子どもでも簡単にプログラミングを体験できちゃうツールです。

下画像のscratch(スクラッチ)なんかが有名ですね。
ビジュアルプログラミングの例
講座については、「ロボットの使い方説明」「ビジュアルプログラミングのやり方説明」みたいになるのだけは嫌だったので、講座のはじめとまとめであがいています(笑)

でも、やっぱりウケがいいのはロボットプログラミングのパートですね!
講座が終わって教室から児童たちが退出するときに、ロボットに手を振ってバイバイしてる姿とかみるとホッコリ( ´ ▽ ` )

 

児童たちのプログラミングを見ていて

生まれた時からデジタルなモノに囲まれて育ってきたデジタルネイティブ世代なだけあってか、初めてビジュアルプログラミングに挑戦する子たちでも、難なくこなしていきます。講師としては非常に楽チン(笑)

あえて言うなら、条件分岐が苦手なパターンが多いですかね。やはり。

条件分岐を使えばもっとシンプルやコードになるのに使ってなかったり、条件分岐と繰返しを組合せて使っているものの、「繰返しから抜ける」のブロックを入れ忘れて、思ったようにロボットが動かないとか。

でも、「ここ条件分岐使えるんじゃないかなぁ」とか、「何か忘れてるブロックなーい?」と一言言うだけで修正する子たちが多いので、ビックリします。

なんなら、発表中に思うように動かず、話し合いながら発表中に修正しちゃった班もありましたよ。本当、凄い!

 

プログラミング以外で気になったこと

というわけで、ビジュアルプログラミングについては、私のようなヘボヘボ講師でもどーにかなっちゃうぐらい児童たちの能力高い!ので、それ以外で気になったことを2つほど。

一つ目は、「女子が強すぎる」ということ(笑)

グループワークを始めると、大抵、がんがん意見言って、どんどんプログラミングをする主導的な子と、おとなしーく見てるだけだったり、やりたいけどやりたいと言い出せずにいるっぽい子に分かれます。

もちろん、「独り占め厳禁!」というルールは説明するのですが、グループワークでその辺をコントロールするのは中々難しくこれは、講師である私の課題ですがね…

で、高学年になるほど、主導的な子=女子なんですよね。「そうじゃない!」とかって女子に怒られてる男子みてると、ちょっと気の毒になります(苦笑)

二つ目は、そもそもロボットに何をさせたいか?を、考える、決めるのが苦手な子が多いこと。

ここは、学校の個性が出るところだな、と思います。

サクサク話し合いを進めて、あるいは、プログラミングしながらロボットにさせたい動作を組み上げていく班が多い学校と、何をプログラミングさせればいいかが中々決まらず手が止まってしまう班が多い学校とに分かれましたねー

プログラミング的思考(プログラミング)は、前提としてゴールが決まっている必要があります。

実際、プログラマーの仕事の内容は、顧客などから提示される設計書どおりにプログラムを組んでいくことです。プログラマーにとってのゴールである設計書作りは、プログラミング的思考とは異なる知識や技術が必要になります。

そういう諸々を踏まえると、プログラミング的思考の前段、0から1を作り出したり、自由にアイディアを発想したり、そういう創造力というのか、そっちの能力を育成する方が大事なんじゃないかなーとか思ったり。

だいたい、プログラミング的思考なんて社会人になってからでもなんとかなるし。
私がいい例。

 

まとめ

具体的なプログラミング教育の詳しい事例は、文部科学省、総務省、経済産業省が連携して設立した「未来の学びコンソーシアム」が運営する、「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」などで紹介されているので、今回は内容は概要レベルにとどめ、所感を中心にまとめてみました。

出前授業をする度に思うのですが、最近の子たちって、本当すごいと思う。理解力もそうだけれど、発表も臆せず堂々とやるし。
同じ歳の頃の私、もっとアホだったヨ

まぁ、いろいろ書きましたが、手引きに、

児童がプログラミングに取組んだり、コンピュータを活用したりすることの楽しさや面白さ、ものごとを成し遂げたという達成感を味わうことが重要(略)このためには、学習指導要領に示す通り、児童がプログラミングを「体験」し、自らが意図する動きを実現するために試行錯誤することが極めて重要

とあります。

つまるところ、小学校におけるプログラミング教育の肝は、とりあえず「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」(by山本五十六)ということでしょうか。え?意味が違う?(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました(^o^)/

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