デジタルの4段階

ITと経営

デジタルの4ステップ!デジタルトランスフォーメーションは最終段階

いきなりですが、質問です!

「デジタルトランスフォーメーション(略称:DX)」という単語をきいたことがありますか?

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結構、きいたり、目にしたりする機会が増えてきている言葉だと思いますが、デジタルトランスフォーメーションとは何者なのか?
実は、IT導入、すなわちデジタルによる問題・課題解決の最終ステップに当たる言葉なのです。

というわけで、さやログ的「デジタルの4ステップ」は、次のとおり!

さやログ的「デジタルの4ステップ」

ステップ1:現状整理
ステップ2:デジタイゼーション
ステップ3:デジタライゼーション
ステップ4:デジタルトランスフォーメーション

横文字アレルギーの方、ページ閉じないで〜(TT)
頑張って読んで頂けるとありがたい

なぜなら、デジタルトランスフォーメーションに一足飛びにたどり着けることはできないけれども、たどり着けるか否かが各企業が今後生き残っていけるかどうかの成否を握っているからです。

つまり、超大事なお話ということです。(さやログ的に!)

ちなみに、デジタル導入のときは上記のステップ14の順ですが、計画立案時はステップの順番が少し変わります

ステップ1現状分析したら、ステップ4、あるいは、ステップ3でどういう状態にしたいか、いわゆるToBe(あるべき姿)を描いて、現状との差をどこから埋めていくかを決める、ステップ1→ステップ4あるいは3→ステップ2という流れになろうかと。

ToBe、とりあえず実現性とか気にせず、絵に書いた餅で良いのでババーンと決める。どうせやるならば。
実現性とかは、その後に考えればよいのです。最初から小さくまとまるな!ということで。

 

 

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ステップ1:現状整理

大概、「よーし、どのIT製品入れようかな〜」と、ここでいうステップ2から始める方が多いのですですが、「ちょっと待った!」と言いたい。

さやログ的には、ぜひとも「現状整理」から初めていただきたい。
年次、月次、週次、日次、その他適宜、どのような目的で、どのような仕事(作業、タスク、ToDo)をしているのかを整理していただきたいのです。

考えただけでも面倒ですよねーわかります。
でも、その、面倒な気持ちをぐっと堪えて、現状を整理して欲しいのです。

というのも、仕事の内容によっては、必ずしもIT導入が適切な手段とは限らないからです。

また、多くの場合、部分的にITを取り入れるより、ある一定の流れをITに置き換えた方がよかったりもするので。

ゆえに、まずは、現状の仕事全体を整理し、「ここはIT、ここはIT以外!」というように作戦会議をするための土台を作って欲しい。ぜひとも!

こういう作業を「業務プロセスの見える化」なーんて言ったりします。

ちなみに、私の場合は、自分自身の仕事の現状整理をするときは、(重要でも、緊急でも無い場合に限り)1年かけてやったりします。実際に仕事をしながら並行して手順などを整理するのです。そうすると抜け漏れも少ないので。経験則ですが。

 

ステップ2:デジタイゼーション

デジタイゼーションとは、日本語で言うと単なる「デジタル化」です。
例えば、フィジカルな「印鑑」をデジタルな「電子印鑑」にする。

デジタル化の例(印鑑→電子印鑑)このように、私たちが手に取れる・体験できるモノ・コトの一部分を抜き出してデジタルにすることをデジタイゼーションと言います。

ステップ的には、ステップ1で整理した現状の一部分を抜き出してデジタル化することがステップ2です。

なお、どの部分を抜き出してデジタル化するかについては、ステップ4、あるいは、ステップ3の状態をToBe(あるべき姿)として定め、遡って考える必要があります。

デジタル化で目指すべきは、ステップ4のデジタルトランスフォーメーション、あるいは、ステップ3のデジタライゼーションです。
したがって、ステップ24は、個別単独で考えるのではなく
、ステップ4で取り組む内容を実現するにはステップ3、ステップ2で何をしておく必要があるか?のように、あるべき姿と現状の差をいかに埋めていくかを考える必要がある、ということです。

 

ステップ3:デジタライゼーション

ITへの期待の1つは、「効率化」。
極端な言い方をすれば
ITによって仕事を自動化することで作業時間を圧縮し、結果、主に残業代などの人件費を圧縮することだろうと思います。

その「効率化」は、ステップ2のデジタイゼーション=デジタル化だけではなかなか難しい。というわけで、次なるステップ3のデジタライゼーションの出番が来るわけです。

デジタライゼーションとは、ステップ1で整理した現状のうち、一部分ではなく流れ(プロセス)を抜き出してデジタル化することです。

例えば、ステップ2の例で取り上げた「電子印鑑」。押印の目的は、「この書類の内容でOKだよ!」「この申請の内容で実行していいよ!」等々、何らかの確認・許可を得た証拠を残すこと、ですよね。

であれば、単に印鑑を電子印鑑にするのではなく、申請から確認・承認(押印)、証票として保管するまでの一連の流れ(プロセス)をデジタル化した方が効率が良いと思いませんか?

という発想のもと生み出された製品が、「ワークフローフローシステム」というやつです。

デジタライゼーションの例

単に印鑑を電子印鑑にしただけでは、押印して欲しい書類のデータそのものを上長に送る手段は別に考えなければなりません。例えば、電子メールで送るなど。

一方、ワークフローを用いれば書類データの送信から保管までの一連のプロセスを一つの仕組みで完結させることができます。

紙もいらないし(紙代節約)、誤りなどがあれば申請者が不在でも「ここを直してー」とコメント付きで差し戻すだけでOK、いちいち直接伝える必要が無い(時間節約)。全ての流れをパソコンの中で完結できる!便利!効率的!

このように、仕事のある一部分ではなく、流れ(プロセス)をデジタル化しちゃおうぜ!というのが、ステップ3のデジタライゼーションです。

 

ステップ4:デジタルトランスフォーメーション

ステップ3まで行けば、効率が上がり、コストは削減できるはずです。が、それでは、企業として成長したとは言えません

例えば、とある企業の今年の売上高を100としたとき、40が商品仕入れや原材料費の「外部購入費用」、残りの60が人件費や賃借料、営業利益などのその他経費(いわゆる付加価値)とします。

さて、この企業、順調にステップ3まで進み、仕事の効率化を達成、残業が減少=人件費が減少しました。
このとき、減少した人件費は、どこに行ったでしょうか?

そうです、60のうちの人件費以外の費目に移動しただけで、全体としては100のママ。これで、企業が成長したと言えますか?
成長するとは、100だった売上が120150200と増えていくことを言いますよね。

という感じで、残念ながらステップ3で果たされる効率化だけでは、まだ物足りない。そこで、ステップ4のデジタルトランスフォーメーションの出番です!

デジタルトランスフォーメーションとは、デジタルによって今までの当たり前をくつがえすような、新しい体験を創り出すこと、です。

イメージとしては、デジタル全然関係ないですが、「馬車が当たり前、からの、自動車出現!」ぐらいガラッとあなたの生活が変わってしまうようなモノ・コトをデジタルを使って実現することです。

DXの有名事例としては、uber(ウーバー)。
車と言えば一家に一台(以上)という当たり前、からの、一台を複数人で共有利用する「ライドシェア」という新たなコト(体験、サービス)を実現。
共有利用するための手段として、アプリケーション=デジタルが活躍しています。具体的には、車の所有者と車に乗りたい人をアプリケーションを介してマッチングしている感じです。

ステップ23で例とした印鑑関連では、契約印に、割印に、とハンコ押しまくりなアノ契約書の作成をパソコンだけで完結できるサービスが登場してきています。
パソコンだけで完結できるので、製本する時間や郵送代を削減できるだけでなく、なんと印紙もはらなくていいらしいです。電子契約書すごい!

たくさんの当たり前を無くしてしまうこのサービス、まさにDX!勤め先でも導入して欲しい

このように、デジタルによって今までの当たり前をくつがえすような新しい体験を創り出すDX。そして、その新しい体験があなたの顧客に「いいね!」と思ってもらえれば、それは新しい利益の源泉、金のなる木になることでしょう。

というわけで、ステップ2ないしは3で効率化し、結果生まれた時間や人手など時間を使ってデジタルトランスフォーメーションを起こす。
ここまできてようやくデジタルは、企業の成長に直接関われるようになるのです。

 

さいごに

以上、さやログ的、「デジタルの4ステップ」、いかがでしたでしょうか?

デジタルだー、ITだーと騒がれてますが、ステップ踏んでやらないと、折角のIT予算がもったいない(>_<)ので、少しでも参考になれば幸いです。

ちなみに、新型コロナの影響で突如注目の的となった「テレワーク」は、ここでいうステップ4です。
オフィスで働くという当たり前、からの、場所に囚われない働き方!というビッグなチェンジなのです。

だから、テレワークの導入は難しい。
ステップ
123まで進んでいた企業であればそれほど苦労なく導入できたかもですが、いきなりテレワーク導入=いきなりのステップ4だった企業は右往左往したのでは?(してるのでは?)と思います。

最後に、「デジタルトランスフォーメーションは、なぜDXと略すのか?DTじゃないのか?」という質問を周囲からよく受けるのですが、英語圏ではトランスをXと略すそうで、結果、DXという略称になったそうな。

まぁ、個人的には、数学の式のように、デジタル × 新しい何か”X ”のかけ算だからDX!と勝手に思っていたり(笑)

ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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