前回、ITとは、「デジタルを用いてあなたの問題・課題を解決する技術のこと」としましたが、そもそもデジタルとは何者なのか?
デジタルとは、私たちが手にとれる物理的なモノや私たちが実際に体験可能なコトを機械、特にコンピュータが扱えるように0と1を組み合わせた表現に変換した状態のこと、です。
はじめに:デジタルの反対語は?
何だかよくわからない単語は、反対語を知るとストンと腑に落ちることありませんか?
というわけで、デジタルの反対語はアナログです!って、簡単に察しがつきますよね(ーー;)
さて、そのアナログとは何者なのでしょうか?
技術的に言うとデジタルとアナログには、離散量と連続量という違いがあるのですが、顧客にそう説明します?というか、デジタルを生業にしてる私でも、離散か連続か何て普段意識しないわ!
というわけで、ITに続き超意訳を考えてみました。いや、意訳でもないかな?
アナログとは、フィジカルのこと
フィジカルは、直訳すると(今回の場合は)物理的、物質的。つまり、私たちが手にとれる物理的なモノや私たちが実際に体験可能なコトのことです。ずばり、一言で言うなら「現実世界」がデジタルの反対語です。
つまり、現実世界以外がデジタル?あの世や幽霊もデジタル?いやいや、そうではありません…
反対語から攻めるやり方失敗!(/ _ ; )
アプローチを変えて、改めてデジタルとは?を考えてみる
ここで、例え話を一つ。もし、あなたが英語を母語とする人にその人の言葉で日本について説明するなら、当然、英語を使うことになりますよね。
それと同じで、IT、デジタルを語る上で欠かせない道具、コンピュータは、機械語という言語を使っています。機械語は、0と1の羅列です。なぜ、0と1なのかというと、コンピュータとは膨大なスイッチの塊だから。
コンピュータは電気を使って内部にある、非常にたくさんのスイッチをオン・オフさせて、いろんな計算をしたりなんだりしています。
イメージとしては、そろばんの玉がコンピュータにおけるスイッチで、そろばんが“玉の位置“で計算していくのに対し、コンピュータは“スイッチのオン・オフの組み合わせ“で計算していくような、そんな感じですかね。
そして、オフの(電気が流れていない)状態を0、オンの(電気が流れている)状態を1としています。
この0と1の組み合わせで、例えば、平仮名の「あ」は「11000001000010」というように…って、このままだと技術的な説明になってしまう!(※注:本ブログは、(実は)ITに詳しくない方でも「何となく分かったかも!」と感じていただけるような説明を目指しています)
なんて手強いデジタルの説明!
だから、結局、何なのよ、デジタルって?
私の説明力が足りないので、えいやっ!で言うと、
デジタルとは、私たちが手にとれる物理的なモノや私たちが実際に体験可能なコトをコンピュータが扱えるように0と1を組み合わせた表現に変換した状態のこと
一言にまとめるなら、デジタル=コンピュータが理解できる表現の形、と言うことです。
今の私の力量では、この説明が精一杯ですわ…スミマセン…
さいごに
技術要素を排除し、顧客目線で説明することの難しさを改めて感じた回でした…
しかし、正直、今回の内容は忘れていただいてもOK!
むしろ、次回のITの具体的活用方法、すなわちデジタルを用いてどのようにあなたの問題・課題を解決していくのか、そのポップ・ステップ・ジャンプの記事をぜひご一読いただき、活用いただきたいです!
ので、次回、一読の価値のある記事が書けるよう精進いたします…( ̄▽ ̄;)
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m