攻めのIT、守りのITとは?

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攻めのIT、守りのITとは?攻めのITで企業を成長させよう!

どうも38(さや)です。

経済産業省(以下、経産省)と東京証券取引所(以下、東証)は、2015年より東証の上場会社の中から、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なITの利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として、業種区分ごとに選定して紹介してきました。1)2020年からは、「攻めのIT経営銘柄」をDXに焦点を当てる形で「DX銘柄」に改め、選定項目の見直しを行ったそうです

この「攻めのIT」とは、一体何なのでしょうか?

企業などにおいて、限りある予算をどう割り振るかを考えるときに知っていると役立つかもしれない知識なので、今回は「攻めのITそして、その反対側にある「守りのIT」についての解説にトライしてみます!

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攻めのITと守りのIT

攻めのIT、いわゆる「デジタル・トランスフォーメーション」(以下、DXのことです。

コスト削減だけでなく、売上・利益や付加価値の向上、言い換えると現在のあなたの企業を100としたときに、それを120150200など成長させていく手段としてITを活用することを攻めのITと呼びます。

DXについては、下記の記事を参照してくださいね!

デジタルの4段階
デジタルの4ステップ!デジタルトランスフォーメーションは最終段階

いきなりですが、質問です! 「デジタルトランスフォーメーション(略称:DX)」という単語をきいたことがありますか? ある ない View Results  Loading ... 結構、きい ...

続きを見る

一方、守りのITコスト削減につながるような業務プロセスの改善手段としてITを活用していくことです。

いつか紹介したいと考えている、井口嘉則、柾朱鷺著『マンガでやさしくわかる中期経営計画の立て方・使い方 』(2019、日本能率協会マネジメントセンター)という書籍の中で、このような説明があります。

【求められる変化の度合い】
世の中は変わっていきます。その中で自社だけ変わらないでいるわけにはいきません。では、どの程度変わる必要があるのでしょうか?

  • 改善:現状あるものを少し良くすること
    本業はそのまま
    通常の活動の範囲内での対応が可能
    (例)トヨタ式カイゼン
  • 改革:現状あるものを大幅に良くすること、または変えること
    本業がそのまま
    これまでとは違う考え方や方法をとる必要がある
    (例)カルロス・ゴーンによる日産自動車の改革
  • 変革:現在あるものを大きく変えること、またはまったく新しいものにしてしまうこと
    本業まで変わってしまうような変化
    (例)富士フィルムの取り組み


この説明で言うと、守りの
IT=改善攻めのIT=改革or変革、という感じですね。

 

攻めのITと守りのIT、どっちに進む?

DXについての記事でも書きましたが、守りのITすら実行できていない企業が、いきなり攻めのITに舵をきるのは難しいと私は考えています。

なぜなら、攻めのITを実行する土台として、守りのITが必要になるからです。

というか、現状の業務プロセスにムリ・ムラ・ムダ(byトヨタ生産方式)がある状態=守りが手薄な状態で攻めても、無駄とは言いませんが、もったいないですよね?

まずは、できるところから、守りのITなどでムリ・ムダ・ムラを削減し、浮いたリソースで攻めのITに駒を進めるのが理想かなーと私は考えています。あるいは、並行して実行するとかね!

「えーそんなの難しいー」という方は、お近くのIT企業まで!(笑)

 

まとめ

海外では攻めのITが主流で、日本国内では守りのITが主流です。結果、日本のIT化進捗度合いは、海外に比較して遅れていると言われています。

また、日本国内においては、経産省が発表した『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』において、以下のとおり指摘されています。

複雑化・老朽化・ブラックボックス化した既存システムが残存した場合、2025 年までに予想される IT 人材の引退やサポート終了等によるリスクの高まり等に伴う経済損失は 2025 年以降最大12兆円/年(現在の約3倍)にのぼる可能性がある。

この場合、ユーザ企業は、爆発的に増加するデータを活用しきれずに DX を実現できず、 デジタル競争の敗者となる恐れがある。また、IT システムの運用・保守の担い手が不在になり、多くの技術的負債を抱えるとともに、業務基盤そのものの維持・継承が困難になる。 サイバーセキュリティや事故・災害によるシステムトラブルやデータ滅失・流出等のリスク も高まることが予想される


なので、
2025年までに守りのITに該当する諸々刷新して、攻めのITに移行していこうぜ!というのが国内の潮流です。

この度の首相交代で、デジタル庁の設立だの、ハンコ廃止だの、デジタルへの移行=デジタル・シフトが一気に進みそうな雰囲気、この流れに置いて行かれないようにしたいものですが、思いっきり置いていかれてニッチ市場を狙う手もあるのかしら?

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/

References   [ + ]

1. 2020年からは、「攻めのIT経営銘柄」をDXに焦点を当てる形で「DX銘柄」に改め、選定項目の見直しを行ったそうです

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