ICT支援員とは?

ITと教育

ICT支援員とは?ICT活用教育アドバイザー、GIGAスクールサポーターと何が違うの?

どうも38(さや)です。

前回の記事で、文部科学省(以下、文科省)の資料を添付する形で、よく先生方からお聴きする「ICT支援員」と「ICT活用教育アドバイザー」、「GIGAスクールサポーター」の違いを示しました。

GIGAスクールとは?
GIGAスクール構想とは?教育がどう変わるのかを解説!

どうも38(さや)です! GIGA(ギガ)スクール構想。何やらカッコいい響きですが、耳にしたことはあるでしょうか? GIGAスクール構想とは、国公私立の小・中・特別支援学校等の児童生徒に対して1人1台 ...

続きを見る

ですが、改めて、今回の記事でこの3つについて詳しく説明したいと思います!
(私の勉強も兼ねて
^^;

 

 

スポンサーリンク

 

何はなくとも比較表!

早速、3つの比較表を作ってみました。

ICT活用教育アドバイザー

GIGAスクールサポーター

ICT支援員

支援内容

環境整備やICTを活用した指導方法など、教育の情報化に関する全般的な助言・支援を行う

学校における環境整備の初期対応を行う

日常的な教員のICT活用の支援を行う

具体的支援内容

ICT環境整備の計画、端末・ネットワーク等の調達方法、セキュリティ対策、ICT活用(遠隔教育含む)に関する助言など

学校におけるICT環境整備の設計、工事・納品における事業者対応、端末等の使用マニュアル・ルールの作成など

授業計画の作成支援、ICT機器の準備・操作支援、校務システムの活用支援、メンテナンス支援、研修支援など

どんな人?

大学教員や先進自治体の職員など、教育の情報化の知見を有する者

ICT関係企業の人材など、特にICT技術に知見を有する者

業務に応じて必要な知見を有する者

派遣元

教育委員会など

自治体、企業

派遣先

教育委員会

学校(GIGAスクール担当教員)

学校(教員

支援方法

派遣やオンライン(Web会議など)

直接訪問4校に2

直接訪問、4校に1人、教育委員会や学校などに常駐する常駐型と1人が複数校を担当する巡回型の2パターンがある

備考

無償(費用負担無し)

自治体に対し、国が2分の1補助

地方財政措置を活用(各自治体のお財布から支出!)

 

まとめると、

①教育委員会が「ICT活用教育アドバイザー」からレクチャーを受け、計画を策定
②次に、各学校のGIGAスクール担当教員が「GIGAスクールサポーター」と共に計画に即して工事などの環境整備・導入作業を行い
③実際に導入した機器を用いて授業を行う教員の支援は、「ICT支援員」が行う

という流れになっているようですね。

ここで私が気になるのは、ただ1つ。「どんな人?」の欄に記載した方々の詳細!

本当に現場の役に立つような方々が選ばれているのか?
余計なお世話ですが気になってしまうところなので、掘り下げてみようと思います。

 

ICT活用教育アドバイザーってどんな人?

検索したところ「 ICT活用教育アドバイザー 事務局サイト」なるものを発見!
このページに「サポート事業者一覧」というものがありました。

2020916日現在で登録されているのは68事業者。
ざっと見た感じ、
IT事業者やIT系のコンサルタントが目立ちますね。

この「サポート事業者一覧」には、事務局サイトの下部にあるフォームから申請して、簡単なチェックを受ければ一覧に記載されるみたいです。

一方、文科省の「「ICT活用教育アドバイザー」の活用事業(令和2年度)」の「ICT活用教育アドバイザリーボードの設置について」を見ると、IT企業関連の方だけでなく大学の先生のお名前がずらっと並んでいます

ICT活用教育アドバイザーは、教育の情報化に関する全般的な知識などを求められるわけですから、ICTに詳しいだけではダメ、という点でアドバイザリーボード(有識者の集まり)の存在は力強いですね。
授業から校務まで精通しているICT事業者は、なかなかレアかと。

なお、結局、アドバイザリーボードとサポート事業者一覧の違いは、結局よくわからなかったですスミマセン

いずれにせよ、ICT活用教育アドバイザーの支援を求める教育委員会は、アドバイザー事務局に連絡すればOKのようです。
相談内容に応じて、適切な支援員を割り振ってくれるのでしょう(たぶん)

ICT活用教育アドバイザー事業

出典:文科省『ICT活用教育アドバイザー事業

問い合わせは、事務局サイトの真ん中あたりから、メールか電話で行えるようになっています。

 

GIGAスクールサポーターってどんな人?

GIGAスクールサポーターは、各教育委員会が募集する人材ということもあり、文科省の示した例をベースにしつつも、教育委員会などが「こんな人がいいです!」という業務仕様書を出し、公募しているようです。

というわけで、どんな人が選ばれるのかは、審査員の目利き力にかかっている感じですね!がんばれ!!

GIGAスクールサポーターに関しては、ICTの知識さえあればどーにかなりそうな支援内容ですが、個人的にはある程度教育の情報化に関する知識を持っている業者の方が、学校や先生方の目線に立った提案・対応をしてくれるだろうな、と思います。

 

ICT支援員ってどんな人?

まず、誰が雇用し学校に派遣するのかですが、自治体が直接雇用する場合もあれば、企業が社員として雇用する場合もありと、いくつかパターンがあるようです。
まぁ、この辺は、現場から見たら、「どっちでもいーや」と感じだと思いますので、割愛いたします。

次に、雇用要件。どんな人がICT支援員になれるのか?ですが、これは雇用する自治体や企業によりけりのようです。

ただ、驚いたのは、プログラマーやシステムエンジニアといったICTに関わる仕事をしたことが無くともなれること。
極端な言い方をすると、ICTのアの字も知らない素人さんでもなれるという。

どうして素人でもなれるのかというと、特に企業が社員として雇用した場合ですが、雇用後に教育プログラムが用意されているからです。

なので、採用面接時は、ICTの知識や実務経験の有無よりは、先生方ときちんとコミュニケーションがとれるか?先生方が理解できるような説明力があるか?などの人物面が重視されるようです。

とはいえ、自治体側で何のハードルも設けていないかというとそうでもなく2013年から実施されている民間資格試験ICT支援能力認定試験」に合格していることを要件としている自治体が多いそうです。

ICT支援能力認定試験には、3級、準2級、2級、1級の他に、「ICT支援員上級認定試験」があり、いずれも合格率は非公開だそうですが、だいたい67割の合格率では[1]資格の難易度『ICT支援員能力認定試験、とのこと。

ICT支援能力認定試験と同じ団体が実施している、より難易度の高い「教育情報化コーディネーター(ITEC)[2]3級、2級、1級/ICT支援員上級認定試験に合格=ITCE2級の受験資格を得るという関係を持っている場合もあります
こちらの合格率は、
34割程度[3]資格の難易度『教育情報化コーディネーターのようです。

 

まとめ

今回、改めて「ICT活用教育アドバイザー」、「GIGAスクールサポーター」、「ICT支援員」の違いをまとめてみました。

私自身、どこがどう違うのか理解していなかったので、「なるほどー」と勉強になりました。

なお、ICT支援員の項目のみ文量が多いのは、以前、あるICT支援員さんにお会いした時に、IT業界の人間なら知っているようなことを色々質問され、「ん?」と違和感を感じたからです。

なので、どんな人がなるのかなーと他よりも調べちゃいました^^;

きちんと教育を受けたり、資格試験をパスされたりした方と知り、安心というと変ですが、調べてよかったです!

プログラミング教育の開始に、GIGAスクール構想に、各種サポーター制度。
この波に乗って学校はもちろん、家庭の教育環境まで
ICT化が進み、児童生徒の学びや先生方の業務がより良いものになることを願ってやみません。

最後までお読みいただきありがとうございました(^o^)/

References

References
1 資格の難易度『ICT支援員能力認定試験
2 3級、2級、1級/ICT支援員上級認定試験に合格=ITCE2級の受験資格を得るという関係
3 資格の難易度『教育情報化コーディネーター

スポンサーリンク

     

ブログランキングに参加しています!
応援よろしくお願いいたします^^
にほんブログ村 IT技術ブログへ
にほんブログ村


IT・通信業ランキング

-ITと教育
-, , , , , ,

© 2021 さやログ