GIGAスクールとは?

ITと教育

GIGAスクール構想とは?教育がどう変わるのかを解説!

どうも38(さや)です!

GIGA(ギガ)スクール構想。何やらカッコいい響きですが、耳にしたことはあるでしょうか

GIGAスクール構想とは、国公私立の小・中・特別支援学校等の児童生徒に対して11PC等の端末を配布しちゃうぞ!という文部科学省(以下、文科省)の事業になります。

すごいですよね。国が児童生徒に11台パソコン買ってくれちゃうんですよ。
というわけで、
IT業界の一部では「特需だ!」とお祭り騒ぎです。

今回は、そんなGIGAスクール構想について深堀りして行きます!
今更だけど(笑)お付き合いくださいませ^^

 

 

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GIGAスクール構想とは?

GIGAスクール構想のGIGAとは、「Global and Innovation Gateway for All」の略称で、キロ・メガ・ギガ!のギガではありません。(よく質問されるので書いてみた

直訳すると、「国際的かつ革新的な道を全ての児童に」、でしょうか?
私の翻訳センスよ
意味わかんないですよね^^;

文科省の『GIGAスクール構想の実現について』資料を参考に、その目的などを整理すると次のとおり。

GIGAスクール構想の目的

  1.  特別な支援を必要とする子供を含め、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく公正に個別最適化され資質・能力が一層確実に育成できる教育ICT環境を実現する
  2.  教師・児童生徒の力を最大限引き出す

目的達成のための方法

  1. 11台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する
  2. これまで我が国の教育実践と最先端のICTベストミックスを図る

11台端末の配布ときくと、タイミング的に「プログラミング教育のため?」と考えがちですが、全然違うという。

 

GIGAスクール構想で教育はどう変わるのか?

11台端末が配布されることで、教育はどう変わるのでしょうか?

文科省は、「学びの深化」と「学びの転換」の2つの視点から次のように説明しています。

こう変わる!

メリット

学びの深化

教師は授業中でも一人一人の反応を把握できる

子供たち一人一人の反応を踏まえた、双方向型の一斉授業が可能

学びの転換

各人が同時に別々の内容を学習、個々人の学習履歴を記録

一人一人の教育的ニーズや、学習状況に応じた個別学習が可能

一人一人の考えをお互いにリアルタイムで共有、子供同士で双方向に意見交換が可能

各自の考えを即時に共有し、多様な意見にも即時に触れられる

学習履歴というリアルタイムなデータを活用することで、早期に苦手を発見し、対応することができる。
そして、教師→生徒の一方向に成りがちな授業が、教師⇄生徒、生徒⇄生徒間とこれまで以上に双方向な授業が可能になる。
この2点がこれまでとの主な相違点でしょうか。

より具体的なイメージとしては、次のとおり説明しています。

すぐにでも、どの教科でも、誰でも使えるICT

すぐにでも、どの教科でも、誰でも使えるICT

1人1台を活用して、教科の学びをつなぐ、社会課題の解決に生かす

出展:文科省『(リーフレット)GIGAスクール構想の実現へ (PDF:4.0MB)

なお、STEAM(スティーム)教育は、図の注釈にあるとおり、科学(Science)、技術(Technology)、ものづくり(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)を横断的に学習しよう!というアメリカ発の教育モデルのことです。

 

文科省がお金を出す内容

11台端末含み、GIGAスクール構想では以下が整備されるようです。

1.児童生徒の端末整備支援

①「11台端末」の早期実現
障害のある児童生徒のための入出力支援装置整備

2.学校ネットワーク環境の全校整備

 

3.GIGAスクールサポーターの配置

急速な学校のICT化を進める自治体を支援するため、ICT関係企業のOBなどICT技術者の配置経費を支援

4.緊急時における家庭でのオンライン学習環境の整備

①家庭学習のための通信機器整備支援
Wi-Fi環境が整っていない家庭に対する貸与等を目的として自治体が行うLTE通信環境(モバイルルータの整備を支援

②学校からの遠隔学習機能の強化
学校側が使用するカメラやマイクなどの通信装置等の整備を支援

③「学びの保証」オンライン学習システムの導入
学校や家庭において端末を用いて学習・アセスメントが可能なプラットフォームの導入に向けた調査研究


ここで私は混乱しました。
GIGAスクールサポーターって何?よく先生方からきくICT支援員」とは違うの?と。

 

実は、3種類のサポート体制が用意されている

上記のGIGAスクールサポーターのほか、調べてみると3種類のサポート体制が用意されていることがわかりました。

3種類のサポート体制について

出展:文科省『令和2年度補正予算概要説明〜GIGAスクール構想の実現〜(令和2511日)

人的な支援も結構手厚く考えられているんですね。
まぁ、そうじゃないと、先生方も右往左往しちゃいますよね、ってもうしてるのか?^^;

 

まとめ

GIGAスクール構想って、(すごく言い方悪いけれど)端末のばらまき事業だと思っていたのですが、高尚な目的を持った事業だったんだな、というのが正直な感想です。

とはいえ、たまたま話す機会のあった某・現役教員によると…

  • 新型コロナ(COVIT−19)感染拡大を受けて授業が全てオンラインになった
  • しかし、自宅にネットワーク環境のある生徒ばかりではなく、またネットワーク環境があっても不安定だったりと、思ったよりスムーズな実施とはいかなかった
  • また、講義の動画を見る端末と講義と並行して課題に取り組んだり、メモを取ったりする端末と2台以上あった方が効率的だが、スマホしか持っていないという生徒も多かった

などなど、まだまだインフラ面での問題・課題が多く、学校という閉じた環境だけでなく、家庭も視野に入れてGIGAスクール構想の目的達成を目指すとしたら、ハードルはまだまだ山積みだろうなーとも思います。

とはいえ、為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり(by上杉鷹山)ということで、GIGAスクール構想の今後の進展を見守りたいと思います。

E-ジャパンの構想のように、「あれ、そういえばGIGAスクール構想ってどうなったの?」となりませんように!

最後までお読みいただきありがとうございました(^o^)/

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